こんにちは、ホタテです。
日本には個人投資家は何人いるのでしょうか?気になったので調べてみました。
日本の個人投資家の延べ人数
日本にいる個人投資家の数(個人株主数)は日本取引所グループにより発表されています。
個人株主数:5,981万人 ※2020年度延べ人数
引用元:日本取引所グループ 2020年度株式分布状況調査の調査結果について
2020年の国勢調査では日本の人口は1億2614万6099人となっており、およそ2人に1人が投資家の計算になります。また、世帯数は5583万0154世帯となっていますので、個人株主数は世帯数より多くなっています。世帯で考えると各世帯で1人以上は株投資を行っている計算となります。
ただ、この人数は現実的な数字でしょうか?知人に株の話をしてもやっていない人の方が圧倒的に多いと感じるのではないでしょうか。
あくまでもこの人数は延べ人数です。延べ人数とは上場各社の株主数を単純に足したものだそうです。例えば1人で10銘柄保有していた場合は個人株主数10人とカウントされます。
結局、個人投資家の人数は?
延べ人数では実態を把握できないため、もう少し正確な人数が出せないか調べてみました。そうすると証券保管振替機構にて統計がとられていることがわかりました。
個人株主数:1,436万人 ※2021年 8月~2022年 1月累計
引用元:証券保管振替機構 統計情報
こちらの個人株主数の方が現実的な人数と感じられますね。日本の人口のおよそ9人に1人が株投資を行っていることがわかります。
集計方法としては、上記の6月間の間に中間決算期日、決算期日を迎えた企業の株主の名寄せを行い集計しています。具体的には1人が10銘柄保有していようと1人とカウントされます。
これら2つの数字からわかること
これまでに、個人株主の延べ人数と個人株主数を見てきましたがこの数字から見えてくることがあります。それは個人投資家1人当たりの保有銘柄数です。
1人当たりの保有銘柄数:4.17銘柄 ※延べ人数/個人株主数
比較している2つの数字の期間が異なっていますので、あくまでも目安の値となります。
コメント
今回は気になっていた日本の個人投資家の人数を調べてみました。個人投資家の数は1,436万人と日本の9人に1人の割合でしたが、意外と少ないなと感じました。逆にいうとまだまだ個人資金が入ってくる余地はあるということかもしれません。
また、1人当たりの保有銘柄数は4.17銘柄となりました。個人的には株主優待投資を行っているためこの数字よりも多い銘柄を保有していますので、少し少ない数だなと感じました。株主優待投資を行っている方の中には数百銘柄を保有している方は結構いるようですし、優待投資家で有名な桐谷さんだと1,000銘柄以上保有しているそうです。
株にまつわる数字は他にもいろいろありますので。また記事にしたいと思います(^^)/
それではまた次回の記事でお会いしましょう。
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