こんにちは、ホタテです。
2022年になってから高配当株2銘柄を購入しています。購入した銘柄と購入理由についてご紹介します。
購入した銘柄と理由
5401 日本製鉄
まず、購入した銘柄は日本製鉄です。
購入時の株価は1,800円台です。1株当たりの配当金は140円となっており購入時の株価での配当利回りは約7.5%です。
現時点の株価2,081.5円(2022年4月22日現在)でも配当利回りは6.73%と高利回りになっています。
日本製鉄を購入した大きな理由としては以下の2点です。
- 高炉再編により固定費の大幅な削減
- 高付加価値のある電磁鋼板への積極投資
日本製鉄の経営概況説明資料に生産設備の再編による高炉基数削減で年間1,500億円のコスト効果がうたわれています。単純に利益が毎年1,500億円増えると考えるとかなりインパクトが大きい内容です。
また、高付加価値の電磁鋼板に1,230億円を投資し、生産能力を2024年度上期までに生産能力を1.5倍まで引き上げます。これにより利益率の向上が見込まれます。
以上の2点より高配当株として日本製鉄を購入しました。
強いてもう1つ理由をあげるとすると、配当金が2018年の80円になったとしても購入した株価での配当利回りは4%超えます。この水準でも十分高配当ですので、これも購入の理由にしています。
逆に言えば配当利回り4%を下回る水準になれば売却を検討しても良いかもしれません。
9513 J-POWER(電源開発)
2つ目はJ-POWER(電源開発)です。
購入時の株価は1,400円台です。1株当たりの配当金は75円となっており購入時の株価での配当利回りは約5.3%です。
現時点の株価1,785円(2022年4月22日現在)でも配当利回りは4.20%と高利回りになっています。
J-POWER(電源開発)を購入した大きな理由としては以下の2点です。
- 上場以来の安定配当
- 脱炭素(カーボンニュートラル)による原子力発電への回帰
引用元:J-POWER 株主・投資家の皆様 IRライブラリー 個人投資家向け説明会資料
決算説明資料にもある通り、配当性向30%程度で安定配当を継続しています。増配の可能性は低いですが減配の可能性も低く安定的な高配当株になります。
また、世界的に脱炭素(カーボンニュートラル)が進んでいますが、欧州では原子力発電を環境にやさしいグリーンエネルギーと位置付けています。日本でも最近では電力の供給不足が浮き彫りとなり、原発の早期再稼働が議論されています。
J-POWERは大間原子力発電所を建設しています。稼働は早くとも2028年度になると予想されますが、この原子力発電所が稼働すれば利益率の向上が見込まれます。
以上の2点より高配当株としてJ-POWER(電源開発)を購入しました。
コメント
高配当株として2銘柄を新しく購入しましたが、この2銘柄には共通点があります。
その共通点とは脱炭素(カーボンニュートラル)という点です。世界的な大きな流れからいくと脱炭素という点は外せません。
日本製鉄は電磁鋼板で電力が使用される機器のエネルギーロスの改善が図れますし、J-POWERは原発の稼働で火力発電所からの二酸化炭素の削減が図れます。
高配当株投資は長期投資が主体になりますが、その分企業の長期的な成長戦略や世の中の流れによる影響を受けやすいです。高配当株投資を行う際は長期的な目線でメリットがある企業なのか判断するのも1つの基準になります。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。
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