【株主優待】優待株を売るタイミングはいつか?

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こんにちは、ホタテです。

株主優待を取得して見たものの、権利落ちで株価が下落して売りにくいなんてことが良くあるかと思います。

そこで、今回は優待株を売るタイミングはいつかということについて考えてみたいと思います。

優待株を売るタイミング

優待株を売るタイミングは色々とありますが、長期と短期の2パターンで考えてみたいと思います。

優待株を買う目的は優待を貰うために買うことが多いと思うので、短期でも権利付き最終日をまたいだ3ヶ月未満を短期として扱います。逆に長期は3ヶ月以上を長期として扱います。

短期で保有している優待株の売りタイミング

権利落ち日に売る

優待株を売るタイミングでまず考えられるのが、権利落ち日に売る方法です。

ただし、権利落ち日は優待や配当以上に株価が下落しやすいので基本的にはおすすめ出来ません。資金効率を考えると損を覚悟で売るのはありですね。

権利月の2~3ヶ月程度前から購入していれば権利確定日までに株価が上昇し、権利落ち日でも購入時の金額を上回っている可能性があります。

優待株を短期保有で売る場合は、このケースが一番良いかもしれません。

損失が許容できる範囲になったら売る

次に損失が許容できる範囲になったら売る方法です。

許容できる範囲は人それぞれですが、目安として下記の式で「株主優待+配当金-税金」が株価下落での損失を上回っていれば売却しても良いかと思います。

株主優待+配当金ー税金>株価下落での損失

株価下落での損失が目立ちますが、株主優待と配当金で損失を上回っていればトータルで得になります。株価が下落しても、冷静にこの計算が出来れば売っても問題ないと判断できる目安になります。

ちなみに配当金にかかる税金は20.315%になります。計算の際の参考にしてください。

利益が出てから売る

最近では全体的に株価の上昇傾向が続いているため、すぐに権利落ち前の株価に戻るケースが多いです。

最近の具体例をあげると、下記のように1日で株価が買値を上回るケースもあります。

6630 ヤーマン

 権利付き最終日 4/27 株価:1,459円

 権利落ち日   4/28 株価:1,497円

このようなケースだと、4/27に100株購入し、4/28に売却すると5,000円分の株主優待と3,800円の売却益、配当金180円が得られます

まれなケースですが、直前に株価が大きく下落している株はこのようなことがあります。今回は1日で株価が戻るケースを紹介しましたが、最近は株価が全体的に好調なので3ヶ月以内に株価が戻るケースが多々見られました。

ただ最近の株価の値動きは軟調ですので、過信しない方が良さそうです。当然、全く株価が戻らないケースもありますからね。

 



長期で保有している優待株の売りタイミング

利益が出てから売る

長期で優待株を保有する場合は、急いで売却しなくて良い点が最大のメリットとなります。

そのため、権利落ち日で株価が大きく下落したとしても株価が買値を超えるまで大きく待つことが可能です。特に数年以上の長いタイミングで保有する予定であれば、コロナショックのような短期的な下落(経済危機でなはい)は気にしなくても良くなります。

ただし、企業の業績が大きく悪化するなどした場合は株価が買値まで戻らないこともあり、長期で保有する場合も決して安心出来るわけではありませんのでその点は注意してください。

株主優待が廃止、改悪されたら売る

これは多くの方が売却するタイミングになると思いますが、そもそも株主優待を目的で購入しているので株主優待が廃止、改悪されたらその企業の株を保有している意味がありません。

株主優待を目的で購入している人が多ければ多いほど株主優待の廃止、改悪での株価の下落が大きくなりますので早めに売却してしまうのが手だと思います。

もちろん、廃止された株主優待が復活したり改悪された内容が元に戻ったりという可能性も考えられますが、多くのケースでは改善することはありません。少ない可能性に望みをかけるよりは早々に売却して別の銘柄の株主優待を狙うなどで資金の効率化を図りたいです。

そもそも売らない

手元に十分な資金があり、長期で保有している優待株を売る必要がない場合はそもそも売らないという手段も考えられます。

株主優待は年に数%程度の利回りが期待できますので、長期保有して株主優待の恩恵を味わい続け気づけば投資金額を上回る株主優待を貰えていたなんてこともあります。

好きな企業の株、応援し続けたい企業の株、株主優待が魅力的な企業の株などは売らずに持ち続けてもいいのではないかと思います。

個人的には応援し続けたい企業として、倒産覚悟でANAホールディングスの株を保有中です。

 



コメント

今回は出来る限り、利益を出して売却できるようなタイミングを考えてみました。

長期保有している優待株もあれば、短期保有の優待株もありますが、最近では短期保有の優待株が順調に利益を出してくれています。

特に昨年末は顕著でしたが、権利落ち後すぐに買値を超えてくれ「株主優待+配当金+売却益」の3つを得ることが出来た株が多かったように思います。

ただ、最近は株価が軟調で権利落ち後の株価の下落が大きく、なかなか買値まで戻るのに時間がかかりそうです。個人的には特に3月の優待株で大きなマイナスを抱えています…

全体的な株価の動きを見て慎重な投資が必要ですね。

それではまた次回の記事でお会いしましょう。

 

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