こんにちは、ホタテです。
5月15日にANAホールディングスの株主優待が届いたのでご紹介します。多くの方は利用しない優待と思いますが、ANAの優待が一部改悪されていましたので合わせてご紹介します。
ANAの株主優待はこちら!
ANA国内線搭乗優待券と、ANAグループの優待券になります。
今回は100株の保有でしたのでANA国内線搭乗優待券は1枚になります。
ANAグループの優待券は前回まで、内容ごとに個別の券になっていましたが2021年3月分の株主優待から「ANAグループ優待券」に統一されました。
この「ANAグループ優待券」は3ページに渡り、計18枚付いています。
ちなみに、2020年9月分までの優待は以下のように利用できる項目ごとに優待券が設定されていました。写真はANA FESTA、ANA DUTYFREE SHOPで利用できる優待券です。
今までだと、ANA FESTAの優待券は5枚しかありませんでしたので、半年で5回しか利用できませんでしたが他に優待券を使用しなければ最大で18回利用できるようになります。
頻繁に利用される方には嬉しい変更ですね!
基本情報
企業情報
ANAホールディングスは傘下に全日本空輸株式会社や、Peach Aviation株式会社などを持つエアライングループです。
優待情報
株主優待はANA国内線全路線が株主特別割引運賃で利用できる「ANA国内線搭乗優待券」とANAグループ各社と提携ホテルで利用できる「ANAグループ優待券」になります。
ANAは3月、9月と権利日が年2回ありますので年間を通して株を保有すると優待券は下記の2倍貰えます。
保有株数 | 株主優待内容 |
100~199株 | 株主優待番号ご案内書 1枚 ANAグループ優待券 1冊 |
200~299株 | 株主優待番号ご案内書 2枚 ANAグループ優待券 1冊 |
300~399株 | 株主優待番号ご案内書 3枚 ANAグループ優待券 1冊 |
400~999株 | 株主優待番号ご案内書 4枚+400株超過分200株ごとに1枚 ANAグループ優待券 1冊 |
1,000~99,999株 | 株主優待番号ご案内書 7枚+10,00株超過分400株ごとに1枚 ANAグループ優待券 1冊 |
100,000株~ | 株主優待番号ご案内書 254枚+100,000株超過分800株ごとに1枚 ANAグループ優待券 1冊 |
また、上記内容に加え同一株主番号で3月、9月と連続して100株以上保有している場合、カレンダーも貰うことが出来ます。このカレンダーは壁掛け型と卓上型のいずれかを選ぶことが出来ます。
選択できる日は7月31日迄となっていますので、変更される方は忘れず対応しましょう。
2021年3月権利分より改悪された内容
上記のANAグループ優待券の利用内容を見て2020年9月権利分の株主優待より改悪されていることに気が付きました。
下記の2点が2021年3月権利分よりなくなっていました。
婚礼の飲食割引 10%
会議・宴会割引 15%
婚礼の飲食割引は人数が多くなると数万円単位で割引になるのでとても有用でした。私自身も結婚した際はこの優待を使用したことがあるので、優待が改悪されて残念です。
多くの方は利用しておらず、あまり影響はないと思いますがこれから利用しようと思っていた方にとっては残念な改悪となってしまいました。しかも、影響が少ないと判断されたのか改悪されたことは適時開示でも、ANAのHPでも触れられていませんでした。
株式情報
※データは2021年5月21日現在
株価 | 2,452円 |
配当利回り | – |
優待利回り | – |
優待権利確定月 | 3月、9月 |
気になるANAホールディングスの業績
2021年3月期の決算では4,046億円の赤字というとんでもない決算になってしまいました。コロナウィルスの影響で主に国際線が運休していることによるものです。
2022年3月期の決算では35億円の黒字という予想を出していますが、4月、5月の緊急事態宣言などがあり下方修正がいつでてもおかしくないくらい甘い予想となってしまった感が否めません。
7月に開催予定の東京オリンピックも個人的には中止の可能性が高いと思いますので、業績にプラスとなる材料が出にくいと感じています。
コメント
ANAの株主優待が改悪されていたことには驚きました。私も利用したことがある優待なので残念でなりません。コロナ禍が過ぎればまた復活してくれれば良いなと思います。
この優待を利用するときにも一悶着ありましたので、後日記事にしたいと思います(^-^;
来期の予想では黒字決算となっていますが、今現在の状況を考えると黒字になるのはまだまだ先になりそうな気がしますね。JALは来期の予想は開示していませんし、まだまだコロナウィルスの影響もありそうですしね。
2021年9月の段階では200株保有していましたが、100株売却しました。ANAは頻繁に利用していましたし、応援したい企業なので残りの100株はずっと保有したいと思います。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。
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