こんにちは、ホタテです。
気になっていたプロ野球球団のオーナー企業の株主優待を調べてみました。今回はセントラル・リーグ編です。
※2024年10月14日更新
セ・リーグ オーナー企業株主優待一覧
各球球団のオーナー企業の株主優待は以下の通りです。
ヤクルトは株主優待でファンクラブの入会権が貰えます。(青字部)
DeNAのみ野球観戦のチケットを株主優待で入手することが出来ます。(赤字部)
球団名 | 証券コード | オーナー企業 | 株主優待 |
巨人 | 非上場 | 読売新聞グループ本社 | なし |
ヤクルト | 2267 | ヤクルト本社 | 自社グループ商品 ファンクラブ入会権利 |
DeNA | 2432 | ディー・エヌ・エー | オフィシャルグッズショップクーポン、 スポーツ観戦チケット |
中日 | 非上場 | 中日新聞社 | なし |
阪神 | 9042 | 阪急阪神ホールディングス | 株主優待乗車証 |
グループ優待券 | |||
広島 | 7261 | マツダ | なし |
※オーナー企業については各球団の詳細参照
各球団のオーナー企業優待詳細
※並び順は球団本拠地の所在地による(北→南)
読売ジャイアンツ
オーナー企業非上場のため株主優待なし。
東京ヤクルトスワローズ
オーナー企業はヤクルト本社です。株主優待は自社グループ商品と東京ヤクルトスワローズオフィシャルファンクラブ(スワローズクルー)に入会できる権利となります。権利月は3月、9月となっています。
保有株式数 | 権利月 | 優待内容 |
100株以上1,000株未満 | 3月 | 自社グループ商品の詰め合わせ |
9月 | スワローズクルー「ライト会員」への入会権 | |
1,000株以上 | 3月 | 自社グループ商品の詰め合わせ |
9月 | スワローズクルー「レギュラー会員」への入会権 |
※3年以上の保有で3月権利分に化粧品が追加
横浜DeNAベイスターズ
オーナー企業はディー・エヌ・エーです。株主優待は、オフィシャルグッズショップクーポン、観戦チケットとなります。権利月は9月です。
優待内容 | 保有株式数 | |
100株以上300株未満 | 300株以上 | |
川崎ブレイブサンダース オフィシャルグッズショップクーポン |
10%オフクーポン 1枚 | 10%オフクーポン 1枚 アパレル20%オフクーポン 1枚 |
横浜 DeNA ベイスターズ オフィシャルグッズショップクーポン |
10%オフクーポン 1枚 | |
2024-25 シーズン 川崎ブレイブサンダース プロバスケットボール観戦チケット引換証 |
1枚 | 3枚 |
2025 年シーズン 横浜 DeNA ベイスターズプロ野球公式戦 人気試合招待(抽選)への応募 |
× | 応募可能 ※人気試合もしくは通常試合のいずれか1つ |
2025 年シーズン 横浜 DeNA ベイスターズプロ野球公式戦 通常試合招待(抽選)への応募 |
応募可能 |
300株以上の保有でベイスターズの試合の招待へ応募することが出来ます。対象は人気試合、通常試合共に年間数試合で1試合100名程度とのことです。
なお、人気試合、通常試合の違いについては明記がありませんでした。
中日ドラゴンズ
オーナー企業非上場のため株主優待なし。
阪神タイガース
オーナー企業は阪神電気鉄道ですが、ここではその親会社の阪急阪神ホールディングスをオーナー企業として扱います。
阪神阪急ホールディングスの株主優待は株主優待乗車券とグループ優待券となります。権利月は3月、9月です。
保有株式数 | 優待内容 | |||
株主優待乗車証 (阪急・阪神共通回数カード) |
株主優待乗車証 (全線パス) |
グループ優待券 | ||
100株~199株 | 2回カード×1枚(2回乗車分) | — | 1冊 | |
200株~479株 | 4回カード×1枚(4回乗車分) | — | ||
480株~999株 | 4回カード×3枚(12回乗車分) | — | ||
1,000株~1,999株 | 25回カード×1枚(25回乗車分) | — | ||
2,000株~6,199株 | 30回カード×2枚(60回乗車分) | — | ||
6,200株~9,799株 ※どちらか一方を選択 |
30回カード×2枚(60回乗車分) | — | ||
10回カード×1枚(10回乗車分) | 阪神電車全線パス1枚 | |||
9,800株~15,999株 ※どちらか一方を選択 |
10回カード×1枚(10回乗車分) | 阪急電車全線パス1枚 | ||
10回カード×1枚(10回乗車分) | 阪神電車全線パス1枚 | |||
16,000株~199,999株 | 10回カード×1枚(10回乗車分) | 阪急電車全線パス1枚 阪神電車全線パス1枚 |
||
20万株以上 | 10回カード×1枚(10回乗車分) | 阪急電車全線パス10枚 阪神電車全線パス10枚 |
なお、野球に関する優待はありません。
広島東洋カープ
松田家全体で球団の42.7%の株を保有していますが、筆頭株主であるマツダ(34.2%保有)をオーナー企業として扱います。
オーナー企業のマツダは株主優待なし。
オーナー企業以外での株主優待野球観戦チケット
ひろぎんホールディングス(7337)
ギフトカード、カタログギフトの株主優待に加えて抽選で10組20名に広島東洋カープホームゲームの内野指定席が当たります。
当選確率は低いですが、気になる方はこちらの記事も参考にしてみてください。
山口フィナンシャルグループ(8418)
株主優待はカタログギフトですが、カタログギフトの中に広島東洋カープのホームゲームの内野S指定席、外野指定席のチケット1組2枚があります。
それぞれ、数量限定で50組となっています。
なお、保有株式数に応じて内野S指定席か、外野指定席かが決められています。
コメント
12球団の株主優待を調べてみましたが、野球観戦のチケットを貰える企業はDeNA、西武ホールディングス、日本ハムしかありません。野球関連の株主優待でも先の3つの企業にヤクルト、阪急阪神ホールディングスの5つの企業しかありません。
折角、野球球団を保有しているのだから株主優待でもっと活用してみてはと思いますが、コロナウィルスの影響がない2019年の観客動員数はセリーグで1試合平均34,655人、パリーグで27,203人とかなりの人数を動員しています。例えばヤクルトの本拠地、神宮球場は収容人数31,805人となっており観客動員数の平均よりも少ない収容人数となっています。こういった状況ですと、株主優待で新たに数百人規模を招待するのは難しそうですね。
野球観戦は株主優待よりも普通にチケットを購入する方が良さそうです(^-^;
それではまた次回の記事でお会いしましょう。
パ・リーグ編の記事はこちらになります。
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