高配当銘柄分析!2025年8月東証プライム編!!

高配当株
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こんにちは、ホタテです。
東証プライム市場の高配当上位10銘柄について分析してみました。あくまでも個人的なメモですが、高配当株選びの参考にしてください。

東証プライム高配当上位10銘柄はこちら!

2025年8月12日時点の東証プライムの高配当上位10銘柄は以下の通りです。

コード 企業名 株価(円) 配当利回り(%) 配当方針 メモ 評価
5541 大平洋金属 1,844 6.51 DOE 4% 4期連続赤字見込み ×
4023 クレハ 3,475 6.30 DOE 5% 2026,2027年の2年間のみ ×
2148 アイティメディア 1,601 6.25 配当性向70%以上 2029年まで ×
4631 DIC 3,218 6.22 下限100円 2025年は特別配当80円込み ×
2146 UTグループ 2,636 6.17 配当性向100% HPに2026年のみと捉えられる記載あり ×
2491 バリューコマース 817 6.00 配当性向50% 2025年まで ×
6481 THK 4,125 5.96 DOE8% 2026年まで
配当性向100%超
×
7278 エクセディ 5,090 5.89 総還元性向100%
DOE5%
物言う株主:シティインデックス
5208 有沢製作所 1,517 5.80 DOE 6%
総還元性向80%以上
左記のどちらか大きい方
8219 青山商事 2,348 5.79 配当性向70%
DOE 3%
左記のどちらか大きい方
2027年まで
PBR 0.65倍

配当利回り6%超えの銘柄が5銘柄もあり魅力的に見えます。

このあたりの銘柄を購入しておけば、配当金生活も夢ではないような気がします。

次に各銘柄の詳細についてみていきます。

ホタテネコ
ホタテネコ

単純に高配当株を買っておけば良いという認識は捨てないといけませんね…。なぜ、高利回りで放置されているのか考える必要があります。

個別分析

5541 大平洋金属

大平洋金属は2023年から2025年まで赤字、2026年も赤字予想となっています。

配当金は2023年、2024年は0円。2025年からDOE4%を採用し、135円となっていますが、2026年は120円の配当予定です。

DOEを採用し高利回りになっているとはいえ、赤字であれば純資産は減少し、当然配当金も減り続けます。

安定して高配当を続けるのは難しいと思われます。

4023 クレハ

クレハはDOE5%を採用していますが、2026年と2027年の2期のみであり今後の配当方針次第では株価の下落が考えられます。

変更前は配当性向30%だったため、これを考慮すると配当利回り1.9%となり高配当銘柄ではなくなります。

2148 アイティメディア

アイティメディアは2029年まで配当性向70%以上としていますが、現時点で配当性向129%となっておりタコ足配当状態です。

期間も限定的ですし、安定して高配当を狙える銘柄ではありません。

4631 DIC

DICは配当下限100円を方針としています。

2025年は記念配当80円込みの配当利回りとなっていますので、記念配当を除いた配当利回りは3.1%となり高配当銘柄とは言えません。

2146 UTグループ

UTグループは配当性向60%を方針としていますが、2026年は配当性向100%としています。

ただし、継続的なものなのか2026年のみなのかはHPや決算資料によって、どちらともとれる記載があり、わかりませんでした。

どちらにせよ、配当性向100%であれば業績に配当金が直結しますので、業績が好調な状態が続くのであれば良いですが、安定的な高配当株とは言えません。

2491 バリューコマース

バリューコマースは配当性向30%を基本としていますが、2025年までは配当性向50%としています。

配当性向30%を考慮すると、配当利回り3.5%ほどで高配当株とは言えません。

6481 THK

THKはROE10%超えの早期実現をする(2026年)までDOE8%を方針としています。達成後、株主還元は引き下げられる見込みです。

配当方針変更前は配当性向30%程度であったため、配当利回りは1.2%程度というところでしょうか。高配当株ではありませんね。

7278 エクセディ

エクセディは総還元性向100%,DOE5%を配当基準としています。

もともと、決算資料等に還元方針が記載されていなく、旧村上ファンド系の物言う株主が入ってから株主還元に積極的になっています。

2027年までは250円以上の配当を行うようですが、その後の配当方針には不透明感があります。

5208 有沢製作所

有沢製作所の配当方針はDOE6%、総還元性向80%のいずれか多い金額です。

比較的安定的かと思いますが、2025年の配当金は96円、2026年は88円の予想となっており減配の見込みです。

また、業績が落ち込んでいる点も気になります。

8219 青山商事

青山商事は2027年まで配当性向70%、DOE3%のどちらか高い方を還元方針としています。

それまでは配当性向30%程度であったため、実質2.5%程度の配当利回りとなりそうです。

業績が好調なのは評価できそうです。

コメント

2025年8月の東証プライム市場の高配当銘柄上位10銘柄について調べてみましたが、購入したいと思える高配当株はありませんでした。

期間限定で高配当になっているだけであり、実質の利回りは低い銘柄が多くぱっと見は魅力的に映りますが少し調べると配当利回りが低いことがわかります。

かろうじて評価に△をつけた3銘柄は条件付きで購入しても良いかとは思えますが、それなら別の高配当株を探した方が良いですね。

私はエクセディを保有していますが、安いときに購入しており買値での配当利回りは15%を超える水準です。正直、今の株価では購入するのはためらいます。

それではまた次回の記事でお会いしましょう。

 

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